社員インタビュー04 海外駐在による確固たる
自信が、私を進化型の
営業パーソンにしている

2022年4月に伊藤忠プラスチックス本社に戻り、現在の部署に配属になりました。今の仕事は、自動車用途以外向けの合成樹脂ペレットの販売・提案です。「自動車用途以外向け」（自動車関連は、東京樹脂三部）といっても範囲が広いので具体的な製品を上げると、雑貨、家電、電子・電気部品、アミューズメント・ゲーム機関連、化粧品容器、食品容器、医療用途、そして2次店（同業の商社）向けなどです。
「ペレットの販売・提案」という仕事は、皆さんにはピンとこないかもしれません。「プラスチック」といってもその種類は千差万別で、最終製品の用途ごとにマッチした「プラスチック」を提案しています。それぞれの使用環境に耐えられるように作られる「プラスチック」は、例えば、電子部品であれば発熱するので耐熱性・難燃性、ゲーム機のコントローラーはぶつけても壊れないように強度、そのほか耐光性・耐薬品性など、その製品に合わせた基準をクリアしなくてはなりません。そのために、何百種類もあるプラスチック原料のペレットを、それぞれの製品・用途ごとに選定し、提案していくのが仕事になります。もちろん基準を満たしながら、価格・重さ・色・環境対応など、さらなるハードルもあるので、提案用の企画書作成は、慎重に慎重を重ねて作成します。

様々な協力のお陰で、たくさんの製品が店頭に並ぶ。
こんなに嬉しいことはありません。

仕事の醍醐味ですが、まず自分の扱っているプラスチックが、人々の生活に不可欠なものであるという事です。不可欠なものを扱う仕事＝社会になくてはならない仕事をしているのだと感じられ、自身の仕事を誇りに思えます。さらに、自分が提案した原料を使用する製品が、毎日の生活の中で、そして街中の店頭で見ることが出来ることがとても嬉しいですね。
ただその一方、ここまで順調に来れたのは、伊藤忠グループのネットワークを通じて多くの仕入れ先・販売先とグローバルに連携することが出来、幅広い選択肢の中での原料調達や新規販売先の開拓などが可能になっていることが大きいと思います。さらに、職場の後輩や同僚、そして上司のバックアップがあるからこそ、この充実感が味わえるのだと肝に銘じています。今思えば、入社試験の面接の時に感じた、風通しが良く、温かそうな社風というのが、間違ってなかったのだなと納得しています。私に見る目があったのですね（笑）。
また、これは入社してわかったことですが、同業種からの経験豊富な中途入社の方も多く、さらに様々な経歴・個性を持つ方々がいて、多くの良い刺激を受けています。仕事を終わってからも、同僚と飲みに行ったり、野球観戦、皇居ランなども楽しんでいます。